SUP初心者必見!楽しく上達するコツ6選!

SUP(スタンドアップパドルボード)は、ハワイ発祥のマリンスポーツで、サーフボードよりも少し大きめの板の上に立ち、パドルを漕ぎながら波乗りしたり海の上を散歩するといったことが楽しめる水上アクティビティです。

SUPは、特別な資格やライセンスが必要なく、誰もが気軽に始められるスポーツとして世界的人気を集めています。初心者には難易度の高いサーフィンと違って、高度なスキルやテクニックも必要ありません。安定感のある大きめのボードなので、バランスが取りやすく、初心者でも少し練習をすれば、すぐに立てるのが特徴です。

しかし、ただ立って漕ぐだけではなく、もっと上手になりたいと思う方も多いでしょう。そこで今回は、SUP初心者が上達するためのコツを6つご紹介します。

1. ボードとパドルを自分に合ったものにする

 

SUPを始めるにあたって、まず大切なのがボードとパドルの選び方です。ボードとパドルには様々な種類があり、用途や体格に合わせて選ぶ必要があります。

ボードは、クルージングやヨガなどを楽しめる「オールラウンド」、競技用の「レースモデル」などがあり、普段は折りたたみ、使う時に空気を入れて膨らませる「インフレータブル」も人気です。

パドルは、ブレード(先端部分)とシャフト(棒部分)から構成されています。

ブレードはクルージング用やサーフィン用に分かれており、形状が異なります。

パドルの長さは自分に合っているかどうかが重要で、一般的には自分の身長よりも15~25cm程度長いものがオススメです。

2. パドルの持ち方と漕ぎ方を覚える

 

SUPではパドルの持ち方と漕ぎ方がとても重要です。

パドルの持ち方は、片手はブレードの上部にあるグリップ(握り部分)を握り、もう片手はシャフトの中間あたりを握ります。

ブレードは水面に対して垂直になるように向けます。

パドルの長さは自分に合わせて調整しましょう。

パドルの漕ぎ方は、基本的には「入れる」「引く」「出す」の3つの動作からなり、「入れる」時にはブレードを水面から浅く入れることがポイントです。

深く入れすぎると抵抗が大きくなって進みにくくなるので、「引く」時にはブレードを水平に保ちながら引くことを意識しましょう。

3. 正しい姿勢とバランス感覚を身につける

SUPでは正しい姿勢とバランス感覚がとても大切です。

正しい姿勢とは、足を肩幅に開き、膝を少し曲げて、背筋を伸ばして、目線は前方に向けるというもの。

この姿勢でボードの中心に立つことで、ボードの安定性が高まります。

また、パドルを漕ぐ時には、腕や肩だけでなく、腰や腹筋などの体幹部分を使って力を入れることで、効率的に進むことができます。

バランス感覚は、ボードの上で立つだけでなく、波や風などの外的要因に対応するためにも必要です。

バランス感覚を身につけるには、まずはボードの上で立ったり座ったりする練習から始めましょう。

4.楽しみながら練習する

SUPは初心者でも簡単に始められるスポーツですが、上達するにはやはり練習が必要です。

しかし、練習と言っても堅苦しく考える必要はありません。

SUPは自然の中で楽しめるスポーツなので、楽しみながら練習することが大切です。

また、体験ツアーやスクールに参加することで、インストラクターや先輩からアドバイスやコツを教えてもらうこともできます。

5. 波や風などの自然に注意する

 

SUPでは波や風などの自然条件にも注意しなければなりません。

波や風はボードの動きやバランスに影響するだけでなく、安全面でも重要な要素です。

波はSUPの楽しみ方の一つですが、初心者の場合は波が立ちやすい場所や時間帯は避けたほうが無難です。

波が高くなるとボードが不安定になりやすく、落ちてしまったり怪我をしたりするリスクが高まります。

風が強いとボードやパドルが風に流されてしまったり、進みにくくなったりします。

また、風向きや風速も変わりやすいので注意が必要です

6. ボードの操作方法を覚える

 

SUPではボードの操作方法も覚えておく必要があります。

ボードの操作方法とは、ボードの向きや速度を変える方法です。基本的な操作方法は「ターン」と「「ブレーキ」の2つです。

「ターン」は、ボードの向きを変える方法で「パドルターン」と「ステップターン」の2種類があります。

「ブレーキ」は、ボードの速度を落とす方法です。

ブレーキには「ドラッグ」と「リバースストローク」の2種類があります。

「ドラッグ」は、パドルを水面に沿って水中に入れて抵抗をかけることでボードの速度を落とす方法。

「リバースストローク」は、パドルを逆方向に漕ぐことでボードの速度を落とす方法です。

左側でブレーキをかけたい場合は、左側にパドルを足元から前方に向かって引きましょう。


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