東京オリンピックから正式種目になる「スケートボード」。スノーボード・平野歩夢選手の参戦でも大きな話題となっていますよね。
そこで今回は、そんなスケボーをより身近に感じるために、起源や五輪採用の経緯などを中心に、詳しくご紹介いたします。
木箱にローラーをつけたことが始まり
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今日では世界中で親しまれるスポーツとなった、スケートボード。
その始まりは1940~1950年代、木箱にローラーをつけたものと言われています。
意外と思うかもしれませんが、当時から見た目は現在のデッキにかなり近かったんです。
そして、お金もかからなかったことから、1960年台には広く普及していきました。
具体的なお名前などは不明ですが、カリフォルニア周辺に住む多くのサーファーが、同じ時期にこぞって作ったと言われています。
波のない時期にスケボーを楽しんだことで普及!
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アメリカ・カリフォルニアの海では一年を通して波が高いわけではありません。
サーファーたちは波がなく穏やかな時期に「他の練習はできないか?」と考えた結果、“歩道でサーフィン”という新たな発想が生まれました。
「サイドウォーク・サーフィン」と呼ばれていたそうです。
傾斜のある壁を「波」に見立て、多くのサーファーが“歩道でサーフィン”を楽しむようになりました。
大怪我は意外に少ないものの、手首や頭部は注意が必要!
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スケートボードはダイナミックな動きで人気のスポーツです。
しかし、それゆえにしばしば怪我することもあります。
主に捻挫や切り傷など…しかし、積極的なヘルメット着用などもあり、頭部への怪我などは他スポーツと比べて多くはありません。
アメリカの統計では、自転車やサッカー、バスケットなどの競技者間で大きな怪我が多いことも分かっています。
とはいえ、2010年から2015年の間に150人近くが亡くなっている事実からも、ヘルメットなどの身を守る道具の着用は欠かせません。
若者人気の高さが採用の決め手に!
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世界で親しまれるスケボーですが、五輪種目に決まったことは大きな驚きとして伝えられました。
日本でも1970年代から爆発的に人気のスポーツとなりましたが、今日に至るまで、“若者のスポーツ”として認識されています。
世界大会が始まったのも最近であり、競技としてのスケボーは始まったばかり。
ここ最近、五輪自体の関心が薄れているため、IOC(国際オリンピック連盟)も新規ファン獲得を重視したいこともあり、若者に人気のスケボーが採用されたわけです。
これをきっかけに五輪を見たいと思うファンが増えればいいですよね。
まとめ
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今回は東京五輪の正式種目「スケートボード」を紹介しましたが、いかがでしたか?
きっと素晴らしい演技の数々で、若者はもちろん、それ以外の方も湧かせることでしょう。
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