世界中で人気のスポーツ「スケートボード」。ストリートやパークで、スケートボードに興じる姿は日本でもよく見かけます。海外においては競技としてだけでなく、街中を移動するのにも便利で楽しいツールとなっています。
そんなスケートボードですが、やはり始めたばかりのうちは色々と苦労するものです。そこで今回は、初心者でもできるシンプルなテクニックを厳選して6つご紹介いたします。
1.キックターン
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ボードを地面から浮かせ、前方または後方に回転させるだけでのシンプルながらも、スケボーにおいては重要度の高いトリック。
キックターンは、片足をボードの後ろに、もう片足を前に出しトライするのがコツ。
後ろ足に体重をかけてボードに力を入れ、この動きによってボードが地面から浮き上がります。
初めは数センチでもいいので、少しずつ前か後ろに移動してみましょう。
スケボートリックというよりはテクニックで、キックフリップの習得にもつながります。
2.ランニングスタート
障害物に向かって勢いをつけたい時は、ランニングスタートが役に立ちます。
ボードのノーズをレギュラーの人は左手に、グーフィーの人は右手に持ちテールを地面に接触させながら走り、タイミングよくボードを手放し、両足でボードに飛び乗ります。
同じく初心者の間で定番の「プッシュ」と比べてもスピードを上げるのに有効です。
3.マニュアル
あらゆるレベルのスケーターに必須のテクニックです。
まず後ろ足をボードのテールに乗せ、そこから後ろ足に体重を移動させて少し後ろに傾けます。
前輪が浮き上がり、この状態を維持するのがマニュアルです。
前足を意識することが成功のコツで、習得できればストリート、パークのどちらでも活用できます。
4.ノーズオーリー
ノーズオーリーは、“ノーリー”とも呼ばれ、ボードの先端(ノーズ)を利用してジャンプさせる人気のトリックです。
オーリーとは逆動作であり、シンプルですが、スケートボーダーにとってあらゆるトリックに通ずる重要な動作になります。
空中でどうバランスをとるかが鍵となるので、初心者向けのトリックの中ではやや難度は高いです。
5.ショービット
オーリーと似ていて初心者でもマスターしやすいのがショービットです。
ボードを180度フル回転させて空中に飛び出す技で、初心者向けのテクニックとしては難度が高く、挑戦の際にはある程度の勇気も必要となります。
その際、後ろ足のつま先はボードから少し離したままにし、ボードを空中に浮かせ円を描くように滑ります。
必ず足の位置を決めて練習するのがコツです。
6.チックタック
チックタックは、すべてのスキルレベルのスケーターができるシンプルかつ中毒性のあるトリックです。
キックターンとは異なり、トリックを成功させるには、それほど鋭いターンは必要なく、やや初心者向けとなります。
高度なトリックに失敗しないための有効なテクニックであり、よりスピーディーで爽快感のある走りを味わえます。
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