SUPは、体力、持久力、バランス感覚を高める素晴らしい全身運動です。運動しながら新鮮な空気を味わうことで、ストレスレベルを下げ、ひいては精神衛生に恩恵をもたらすことはよく知られています。日本でも子どもからお年寄りまであらゆる世代で競技人口が増えていますが、ボードに乗り始めの時は、なかなかうまくいかないのではないでしょうか?
そこで今回は、初心者の方に失敗しないボードに乗るコツを6つご紹介いたします。
1.浅瀬で乗る
SUPは水深のある場所で行うことが多いスポーツです。
そんなSUPですが、ボードに乗る時は、足の着く浅瀬で乗るのが基本となります。
上級者の中には推奨場所以外から乗る人もいますが、水深の浅い波止場や桟橋付近などから乗ることで、安全性も上がります。
初心者の場合は場所を守り、安全第一を意識して挑戦しましょう!
2.波の立たない場所で乗る
初心者がボードに乗る際は、波のない(もしくはゆるい波)場所を選ぶのが基本です。
海はもちろん、ボートやジェットスキーで混みあう場所でも波が立ち、危険も増すので初心者には不向きとなります。
波の少ない場所であれば、初心者でも自信をもって挑戦できるでしょう。
3.風のない場所で乗る
浅瀬で始めることは基本となりますが、風が強い場所ではそううまくはいきません。
湖や入り江など、水面が穏やかで風のない場所が、乗る場所として最適です。
風が強い日はできるだけ避け、ベストな環境の下で挑戦しましょう!
4.幅広のボードを選ぶ
幅が狭い、あるいは短いボードを選んでいませんか?
そのような場合、多くはバランスが取りづらく、乗るにも一苦労します。
ボードはある程度幅が広いものがおすすめです。
また、軽すぎるものもバランスが取りづらくなるので、ある程度の重さもあるといいでしょう。
5.膝立ちからスタートする
一人でパドルボードをする場合、まず膝立ちでスタートし、水の上で自信をつけましょう。
無理していきなり立つ必要はないので、慣れてきたら、立ち上がる練習に移るのがおすすめです。
その際転ぶこともありますが、ライフジャケット(PFD)を身に着け安全な場所で楽しんでいきましょう!
6.目線を上げる
SUPをしている際、目線はどこを向いていますか?
パドリングなどで目線は下がりますが、その際、頭まで下がるとバランスを崩してしまいます。
これはサッカーやバスケなど、非ウォータースポーツにも言えることです。
目線はできるだけ水平を意識し、バランス力を上げましょう!