波を正しく読む＆捉えることは、初心者サーファーが学ぶべき最も難しいことの1つです。できるようになるには、練習に代わるものはなく、水の中で過ごす時間が長ければ長いほど習得に近づきます。

1.タイミングを掴む

サーフィンでは、波がやってくるときに立ち上がるまでのタイミングを掴むことが大切です。

波が来る前に体を上げ、波が過ぎ去る前に体を低く沈めると、効果的なタイミングで立ち上がることができます。

サーフィンはバランスとタイミングが重要です。

この練習を反復することで、波をよく読み捉えることができます。

2.ポップアップの練習で感覚を掴む

波をうまく捉えるには、いくつかの異なるアプローチがありますが、砂浜でボードの上に横たわり行う「ポップアップ(テイクオフとも)」の練習から始まります。

ポップアップとは、サーファーが波をキャッチし立ち上がる動作のことを指しますが、海に入る前の練習で感覚を掴んでおくことが重要です。

天気が悪い時などには屋内でもできるので、繰り返し練習しておきましょう。

3.周期を把握する

波のうねりには周期があることを知っていますか？

始めたばかりの頃はあまり意識しないポイントですが、波が来る頻度と大きさを観察することも重要です。

現在は科学が進歩したことで、スマホのアプリなどから詳細なデータをキャッチできます。

もちろん出かけた先でもチェックできるので、活用してみてください。

4.パドリングをマスターする

波に乗る前はパドリングでスピードをつける必要があります。

適度に力を抜き、肘から下を使って水をかきながら進むようにします。

ターンの際は腰の使い方を意識しましょう。

マスターできれば女性初心者でも、力に頼らなず効率的に進むことができます。

5.サーフポイントを選ぶ

波を理解する上で、サーフポイント選びも重要になります。

サーフポイントと言っても「ポイントブレーク」「ショアブレーク」「リーフブレーク」など種類は様々。

発生条件・場所・難度もそれぞれ違うので、自分のスキルに合ったポイントを見つけてみましょう。

6.パドリング中に後ろを振り返る

波の形によって、パドルを増やすか減らすか、あるいはパドルを止める必要があるかどうかを知るには、後ろを何度か見てみるしかありません。

後ろを振り向かず、感覚的なもので何とかしようとすると、初心者の場合は高い確率で波に飲まれます。

多くの初心者サーファーは、波の確認が不十分なので、前や横だけでなく、「後ろ」を意識した練習も大事です。