伝説の選手、ロドニー・ミューレンが現代のスケートボードトリックの基礎を築いて以降、想像もつかないスピードで大技が誕生しました。おそらく、今年、そして来年も新たな技が誕生するでしょう。
今回は、中・上級者におすすめのトリックを、厳選して6つご紹介いたします。
1.(バックサイド・テール・スライド)Backside Tail Slide
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東京オリンピックで名前を聞いた方も多いであろう大技。
このバックサイド・テールスライドは、勢いと適切なバランスが必要なトリックです。
障害物に乗ったら、肩の動きを止め、ふらつかないのがコツ。
YouTubeなどにも沢山あげられているので、やり方自体は比較的簡単に覚えられます。
2.ヒールフリップ(Heelflip)
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ヒールフリップはキックフリップに似ていて、ボードがその長軸に沿って回転するトリックです。
キックフリップのようにつま先でボードを弾くのではなく、かかとで弾く違いがあります。
ある程度のコツは必要になりますが、中級者でも挑戦&習得できる技です。
ボードを蹴る強さ、フリップするタイミング、前足の位置など、根気が必要になります。
3.キャブフリップ(Cab Flip)
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今回紹介する中では簡単なトリック。
なので、中級者でも習得することは可能ですが、キャバレリアルとハーフキャブフリップの習得は必須です。
やり方自体は難しくないので、とにかく練習あるのみ。
4.360 Flip (360フリップ/Tre Flip)
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360フリップ(トレフリップとも)は、数あるトリックの中でも特に難しいことで知られています。
この技は、キックフリップに加えて縦回転も必要とする大技で、後ろ足を前に押し出すのではなく、後ろに押し出していくのが特徴です。
キックフリップは、ボードの真ん中に足を置き、斜めに角度をつけ、オーリーをするときに、ボードをはじき、後ろに回転させることができます。
5.ハードフリップ(Hardflip)
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ハードフリップは、そのテクニックの高さから、スケボーファン以外にも知られた技です。
まず、前足をボードの真ん中に置き、斜めに向ける必要があります。
これはキックフリップのための足の位置です。
このトリックのコツは、強くポップしてボードを垂直にし、前足をフリックしてキックフリップができるようにすることです。
6.ガゼルフリップ(Gazelle Flip)
boiling crab
ガゼルフリップは、1981年にロドニー・ミューレンによって考案された大技です。
ガゼルフリップは、ストリートトリックの中でも最も難しいトリックの一つとされ、経験豊富なスケートボーダーでさえも、習得に数ヶ月から数年かかります。
ガゼルフリップは、360フリップなど複数のトリックを組み合わせたもので、ボードを1回転半させてキックフリップをし、さらにバックサイドを1回転させるという3つのことを同時に行わなければいけません。
これができたのなら、間違いなくスケートボードを極めたと言えるでしょう。
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