パドリングが上手くなるには、パワーだけでなく筋肉のしなやかさも必要となります。特に上半身が硬いと、限られた可動域で力を発揮しようとするので、関節を痛めてしまいます。
そこで今回は、パドリングが上手くなる6つの練習方法を紹介いたします。
1.アームレイズ(アームレッグクロスレイズ)
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サーファーの間では昔から広く取り入れられている定番トレーニングです。
主な部位として、ハムストリングスや三角筋を鍛えることができます。
肩をほぐし、可動域を広げることにも役立ちます。
また、このエクササイズは、左右の筋力差を修正したい方にもおすすめです。
左右どちらかのパワーが優れていてもパドリングは上手くいかないので、ボディーバランスを整えたい方は、ぜひ取り入れてみてください!
2.ダイヤモンド・プッシュアップ
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胸、肩、上腕三頭筋と言った、パドリングで重要な上半身をメインに鍛えるメニュー。
手で菱形を作りながら行う腕立て伏せの一種です。
腕立てが苦手な人にとっては体への負担が大きく、まずは3.4回から始めてみましょう!
3.フロアディップス(フロアトライセップス)
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肩と腕に負担をかけ、パドルさばきを上達させる自重トレーニングです。
上腕三頭筋を活性化させ、腰を地面から離すことで体幹を活性化させます。
このトレーニングは、漕ぐ際のバランスを改善し、腕の強度を高めるのに役立ちます。
腰痛などの方は、腕を曲げるだけでもOK。
腹筋も意識して行うと、より効果的に鍛えることができます。
4.アームサークル
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アームサークルは、サーフィンのウォームアップにおすすめのトレーニングです。
シンプルで体への負担も全くないので、初心者にもおすすめのメニューです。
やり方は簡単で、腕を横に伸ばし、宙に小さな円を描くというもの。
時計回りでも反時計回りでもOK。
主に肩、背中の上部と腕をターゲットにしており、日々続けることで、円滑なパドリングになります。
5.フェイスプル
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肩甲骨に効果的なトレーニング。
僧帽筋下部、菱形筋の強化が行えるので、長時間の安定したパドリングには不可欠です。
初心者や女性には負荷のかかるトレーニングなので、無理のない範囲で進めていきましょう!
6.インチワーム
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インチワームは、パドリングに最適なエクササイズの1つです。
準備運動として取り入れるサーファーも多く、肩、胸、三角筋の可動性、柔軟性、筋力をバランスよく鍛えることができます。
足を肩幅に開いて立ち、両手のひらをマットにつけ、前傾姿勢をとります。
やり方としては簡単ですが、体の硬い方が無理をすると故障の原因になるので、きついと感じた時には膝を曲げて挑戦してみてください!