スケートボードの世界大会では、普段なかなか見れないトリックが楽しめます。そういうのを見ると、スケボー好きならすぐマネしたくなっちゃいますよね。
そこで今回は、なかなかお目にかかれないレアなスケボートリックを厳選して6つ紹介します。
1.ホーホー(Ho-Ho)
Steve Schneerによって発明・命名されたトリック。
逆立ちした状態で、足裏にデッキを乗せバランスを取る技ですが、「見た目がかっこよくない」と海外を中心に不評。
まったく実用的ではないため、大会などで見ることはありません。
無論、公園などで見ることも稀な、ガチのレアトリックです。
2.ベニハナ(Benihana)
日系アメリカ人スケーター、レスター・カサイによって命名されたトリック。
90年代に人気絶頂となり、多くの有名選手が挑戦しますが、2000年代になると勢いは落ち着き、希少トリックに。
現在、大きな大会で見ることは皆無となりました。
3.インポッシブル(Impossible)
デッキに足を絡ませた中級から上級向けののトリック。
ただ、その名前(Impossible=不可能)とは裏腹に、決して不可能なミッションではありません。
成功すると板を360度回転させた、複雑且つ美しいものとなります。
板が空中で、つまりノーズが後方に反転している状態でバックフリップの動作をします。
おすすめの練習方法としては、まず後ろ足を回転系トリックに慣らすことから始めるのがベストです。
4.ファイアークラッカー(Firecracker)
階段をデッキのテールで滑っていく荒々しいトリック。
バチバチ音を立てながら滑っていく様から、日本語で「爆竹」を意味するトリック名となっています。
どうしても力みガチですが、コツとしては、体重をかけ過ぎずリラックスした状態で滑ること。
ある程度の恐怖も付きまとうトリックなので、まずは段数の少ない階段から挑戦してみましょう!
5.(ノーズブランド・スライド)Noseblunt Slide
デッキを斜めに立てて走らせるトリック。
ノーブラントと言ってもフロントサイドやバックサイドなどいくつかの種類がありますが、いずれも見た目以上に難度の高い技です。
世界的スター、ナイジャ・ヒューストンなどがよく使うことでも知られていますが、上級者でも完璧に決めることは難しく、習得にも相当の時間がかかります。
6.ウォールライド(Wallride)
傾斜のある壁を平行に登っていく高難度のトリック。
ほぼ垂直の(実際は40~70度位が多い)を勢いよく駆け上がっていくダイナミックな技で、成功したらギャラリーを沸かせること間違いなし。
マウンテンバイク、BMX、スキーなどにも同様のトリックがありますが、最初は斜度の低いものから挑戦するのがおすすめです。