【オリンピック】新種目!スケートボードのルールや競技内容について解説!【東京2021】

パークのコース

パーク種目では、おわん型のコースで滑りを競います。

スケートボードが生まれた1960年頃に泳ぐプールの水を抜いてその中を滑っていたという名残から、このコースの形状は「プール」と呼ばれています。
また、形状の特徴から「ボウル」と呼ばれることもあります。

パーク競技での主なトリックは、リップ(おわん型のフチの部分)にスケートボードをうまく引っ掛けて滑る「スライド」や「グラインド」、スノーボードのハーフパイプ競技のようにリップから大きく飛び出してトリックを決める「ジャンプ系」があります。

ジャンプ系のトリックではエアー(空中)での回転や、手で板を掴む「グラブ」に個性が出やすいので、派手で見ごたえのある演技が期待できます。

ちなみに、スノーボードで注目を浴びた平野歩夢選手は、このパーク競技での強化選手として指定されています。

パークの競技方法

競技方法は、ストリート競技のRUN方式と同じく45秒の持ち時間でパークコースを自由に滑り、トリックやライディングの質を競います。

1人につき3回の挑戦権があり、3回中の最高得点で勝敗が決まります。パーク競技ではBEST TRICK方式は行われません。

〔パーク種目まとめ〕

1.おわん型のコースで45秒×3回のライディングを見せ、最高得点を競う。

2.BEST TRICK方式は行わない。

競技の違い

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ストリートとパークは似たような部分もありますが、大きく異なるところもあります。

例えばストリートは競う点数が「合計得点」というルールになっているため、トリックの難易度や完成度の高さは当然重要ですが、勝つためには「安定感」が必要不可欠となっている点が大きな特徴です。 またコース内にはいろいろな障害物があり、それらをどうこなしていくかが醍醐味だと言えるでしょう。

それに対してパークはおわん状のメガプールで、その形を上手く活かしたジャンプや回転系のトリックなどの大技が見られます。

また「最高得点」で争う競技内容になっている点も注目です。

ストリートの基本テクニック

ここからはこれからスケートボードを始めたいと思っている人のために、知っておきたい基本的なテクニックの一部をご紹介します。

「プッシュ」

進行方向側のデッキ(ノーズ)に片足を置いて、反対側の足で地面を蹴ってスケートボードに推進力を与えることを「プッシュ」と言います。

これをしないとスケートボード は始まらないですね。よく見る光景だと思いますし簡単です。思いきって蹴りましょう。

「ターン」

ターンは走りながら曲がることで、フロントサイド(進行方向に対して自分のお腹側)ターンと、バックサイド(背中側)ターンがあります。

慣れないうちはバランスがとれず難しく感じるかも知れませんが、スケボーの大事な基本の一つなので、早めに覚えるようにしましょう。


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